【備忘録】Edisonの環境構築

Intel Edisonの環境構築手順

  • システム側の最新化は済ませておく

ネットワークの構築

開発PCに挿したモバイルスポットを使用する
Windowsのモバイルホットスポットから部屋のWifiを指定しブリッジさせ、グローバル接続も可能にさせる

固定IPの振り方

/etc/wpa_supplicant/wpa_cli-actions.sh を以下のように修正

if [ "$CMD" = "CONNECTED" ]; then
    kill_daemon udhcpc /var/run/udhcpc-$IFNAME.pid
#     udhcpc -i $IFNAME -p /var/run/udhcpc-$IFNAME.pid -S
     ifconfig $IFNAME 192.168.10.2 netmask 255.255.255.0
     route add default gw 192.168.10.1
fi

上記の場合、モバイルホットスポットゲートウェイのIPが
192.168.10.1
Edisonの固定IPが192.168.10.2となる

一々IPアドレスを見るのは面倒なので、名前解決 <Edison(マシーン名)の名前>.localになる ping EdisonName.local が届けばいい

今回、EdisonName=myedisonとする

Wifiの手動設定

以下のコマンドから、対話形式での設定が可能

# configure_edison --wifi

今回、モバイルホットスポットSSIDを指定し、接続させた
登録した内容はファイルに格納される。何度もやるとスタックされていく。優先順位は先勝ち。
以下のファイルから手動で変更可能
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

Sambaファイルサーバーの設定

opkg install samba

ここ を参考にし、/etc/samba/smb.conf で以下を設定

[global]
   security = share
   hosts allow = 192.168.10.
# 同じネットワーク内の端末へのアクセスを許可
[hoge]
   comment = Comment for Windows
   path = /home/hoge
   guest ok = yes
   writable = yes
   share modes = yes
   force create mode = 0777
   force directory mode = 0777

ユーザーも忘れず作る

useradd hoge
passwd ******

Sambaはデーモン化されているため、特に再起動の必要はない(ps | grep smbで確認)
これで、Windowsから[ネットワークドライブの割り当て]で
\myedison.local\hoge を入力すると、ユーザーが問われるので、
hogeと******を入れてあげればよい

これで、WindowsエクスプローラーからEdisonのファイルが編集できるので、VSCodeなどのエディタを組み合わせることができる